突発性難聴とじんま疹
突発性難聴はどのような時にかかりやすく、どんなタイプの人がかかりやすいのかを調べてみました。すると、過去に発症した病気に関係があるようでした。その病気とは、おたふく風邪、はしか、みずぼうそう、じんましん、高血圧、糖尿病、胃腸炎、感冒、心疾患にかかったことのある人がなりやすいとありました。 はしかやみずぼうそうは、子供の時にかかりやすい病気で、予防接種を受けていてもかかるような病気ですから、ほとんどの人がかかる病気と言っても良いでしょう。また、高血圧や胃腸炎なども、大人になって出ることの多い症状です。 このことから、ほとんどの人が聴覚過敏症や突発性難聴の症状が出る可能性があると言っても良いのではないでしょうか。しかし一方で有力な説もあります。それは、ウィルス感染によるのものではないかという説です。 これは突発性難聴を発症する前には風邪のような症状を訴える人が多いということです。それと、突発性難聴にかかるのは、ほとんどの場合は片耳だけの1回で、再発がほとんどないということです。このよう事から、おたふくかぜやはしか、みずぼうそうなどのウィルス性の疾患が原因で、突発的な難聴を引き起こすのではないかという考え方もあるのです。
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