滲出性中耳炎
耳のトラブルとしてよくあるのが中耳炎ですが一口に中耳炎と言っても様々な種類があります。 そのなかでも滲出性中耳炎は、痛みがないことや中耳炎特有の発熱も起こらないので自覚症状がないことが多いのです。 年齢層は乳幼児若しくは高齢者に多いのも特徴です。 特に乳幼児の場合は耳に異常があっても大人に上手く伝えられないですから、周りの大人が注意を払って子供を観察する必要があります。 滲出性中耳炎は痛みを伴わないのですが、耳が気持ち悪い感じになりますので、自然と耳を触る仕草を繰り返すと思います。 また、耳が遠くなりますから会話をするときによく聞き返すことが多くなるでしょう。 乳幼児の場合だと、問いかけても反応があるときとないときとに分かれたりします。 子供が無反応だと自分は嫌われているのかなど違った意味での心配をする親も稀にいますが、乳幼児でそのような反応をする場合はどこかに異常があると考えた方が良いでしょう。 見つかりにくい病気ほど知らぬ間に進行を続けていますから早期発見が大切です。 耳の病気は他にも様々あり、症状として音に過敏になる聴覚過敏、耳鳴り、耳閉感などを起こすことがあり治療が必須となります。 また、耳の異常は精神的なストレスが原因となることも多いので、不摂生な生活を送っている方は一度生活習慣を見直しましょう。
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