治療が難しい耳の閉塞感
耳に何が詰まったような、あるいは自分や他人の声がくぐもって聞こえる、というような耳の閉塞感を訴える人が増加している。こうした耳の閉塞感はどのようにして治療すればよいのだろうか。 また、聴覚過敏の原因もさまざまで、メニエール病などの病気が有名であるが、耳鼻科に行っても完全に治療することが難しい場合や、原因が判明しない場合もある。 また、耳鼻科によって異常なしと言われたり、突発性難聴と診断されたりと、場所によって診断結果が異なるときもある。とはいえ、症状を放置したままにすると、当然いらいらや集中力の低下につながり、症状がひどくなってしまう危険性がある。 こうした場合、まずは身の回りの環境から改善するのがよい。この病気に限らず、多くの病気は日々の生活が原因となっている。睡眠不足や食生活の乱れ、学校や職場でのストレスなどである。生活習慣を改善することで治る病気というのも多いだろう。 続いて試すことをおすすめするのが、手や足のツボをマッサージすることである。ツボのマッサージはもともと疲労回復などが主な効果のため、耳の閉塞感に効果があるかは個人差があるが、それでも症状が改善されたということもよくある話である。 耳の閉塞感に限らず、耳や鼻の病気は治療が難しいものである。だが、根気よく病気と向き合うことで、症状の改善は可能なのである。少しでも閉塞感を感じたらすぐに病院に行き、そのうえで自分にできる治療法を考えてみることが大切である。
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